おばけごっこの準備もいよいよ終盤になってきました。
ばら組のお祭りごっこの準備は、綿を付ける作業に苦戦しながらも「本物みたい!」「なんか美味しそうじゃない?」など友達同士で褒め合いながら進めていました。たこ焼きもソースや青のり、紅ショウガを付けてより美味しそうになったたこ焼きをみて大満足していました。かき氷も新聞紙を紙コップに詰めて上から滲み絵を乗せると「わあ、暑い日にはかき氷だね♪」と思わず食べてしまいそうになるくらい本物そっくりに仕上がりました。魚釣りも実際に川を作ると「ここに置いたら本当に泳いでいるみたいだね」、釣竿を作ると「え、これで釣るの?」「楽しそう!」「出来るかな」など体験しながら準備に取り組んでいました。
体験保育の準備をする中で、友達と協力して作る楽しさや大変さを一人ひとりが学ぶきっかけになったと思います。1から作ったお祭りごっこに自信をもち、大きな行事として楽しく1日を過ごせたらと思います。体験保育の準備、当日でこの学びが終わることのないように2学期の保育でも活かしていきたいと思います。
ゆり組は、本番に向けて、誰がどんな脅かし方、どんなオバケになりきるのかを子ども同士で話し合い、分担を決めました。『オバケの顔を吊るして、下に下げる』『襖から飛び出す』『オバケの絵の後ろから飛び出す』『お墓から幽霊が飛び出す』『雪女になる』『からかさオバケを使って驚かす』と、6種類の分担に分かれました。
体験保育の準備を通して、自分の意見を言ったり、友達の意見を聞いたりして、物事を決めていく経験が沢山出来たと思います。また、オバケをただ作るだけの時間ではなく、どのようにしたらお客さんが驚いてくれるのか、自分一人では作れないため友達と協力をすることの大切さ、時には自分の意見が通らないこともあるなどと言ったことを限られた時間の中で、学び、吸収できたと思うので、本番はもちろんのこと、今後の園生活の中でも活かしていけたらと思っています。