ゆり組は、体験保育後に子どもから「雪女役が着てた服でハロウィンの仮装をしてみたいよね」「俺も着てみたかった!」という声が聞こえてきました。そのため、おばけごっこは黒いポリ袋だけでしたが、他に赤や黄、緑、青、ピンクなどのポリ袋を朝の思い思いの遊びの時間に、用意してみました。すると、子ども自身で首と腕を通す場所を切って、女の子はドレスや魔女の服を作り、さらに毛糸やキラキラテープを貼り付けて、それぞれ工夫をしながら素敵な服を作っていました。それ以外にも自分が知っているプリンセスを想像しながら魔法の杖を作ったり、冠を作ったりしてプリンセスや魔女に成りきり、年少児や年中児のお部屋に見せに行っている様子が見られました。
ばら組は、体験保育後に子どもから「射的もやりたかった!」という声がたくさんあり、朝の思い思いの遊びの時間に、先生が割り箸で作った鉄砲を用意しておくと、興味をもって触れてみる姿が見られました。輪ゴムをどこに引っかければ前に発射できるのかを自分なりに考えたり試したりする姿や、やり方を理解した子は友達へ教えてあげるやり取りも見られました。折り紙で作った的を用意すると、狙って打ってみる遊びへと変わり、「やった!今当たった!」「あ~外れた!」などと友達と一緒に楽しむ様子が見られました。また、ゆり組の製作活動にも気持ちを向け、「あれ作りたい!」「いいな~」とばら組の中でもカラーポリ袋を使った衣装作りが見られています。ゆり組とは違った工夫の仕方で、ポリ袋を2色使ったドレスを作ったり、折り紙を貼り付けたりして素敵な服を作っていました。
今後も子どもたちの興味や姿を大切にして、様々な環境を用意していきたいと思います。