雪遊びが終わり、帰りのバスの中で「氷の作り方知ってる!バケツに水を入れて、寒いところに置いておくんだよ!」の言葉をきっかけに、ゆり組では”氷作りの実験”が始まりました♫
最初は女の子二人で、氷作りに挑戦!「下駄箱の上なら高いから誰も触らないよね?」「下駄箱の中にする?入らなかった~」「ここなら太陽の光が当たらないかな・・・?」と“どんな場所に置いたら氷が作れるのか”を考えながら二人で話し合う姿が見られました。
次の日、『バケツの水は凍っているのかな♪』そんな気持ちでワクワクしながら登園してきましたが、、、、「え~凍ってない!」「昨日寒かったよね?」「置き場所変える?」と、”なぜ凍らなかったのか”を二人で考えていました。しかし、「明日ママが気温1度って言ってたから、もう一日置いておこ!」「そうだね!」と、言って、女の子たちはもう一日下駄箱の上に置いておくことにしました♫
すると、その様子を見た男の子たちが「下駄箱は木でできているからあまり冷たくなかったんだよ、きっと」「ひんやりしたコンクリートの上がいいね~」と話をしていて、「じゃあさ、俺たちも作って見ようよ!」「俺たちはコンクリートの上に置いてみよ!」と提案し、プール横の物陰にバケツや様々な形のカップを置いていました☆
最初は「氷作っても冷たいから嫌だな~」「氷触ると寒くなる~」と言っていた男の子たち。しかし、女の子が必死に考えながら氷を作る姿を見て“やってみたい!”という気持が芽生え、いざ氷作りの準備となると、一人ひとりが真剣に準備をしていました!!
男の子たちの氷はどうなるでしょうか・・・☆
「ねぇ知ってる?水の中に石を入れると凍りやすくなるんだって!」と知っていることを友達に共有する姿も見られ、それを聞いた子は「へぇ~!初めて知った!」「やってみよう!」と、友達のアドバイスに耳を傾けながら取り組む姿が見られました♫
「どのくらいの石の大きさがいいかね・・?」「小さい石いっぱい入れてみる?」「大きい方がいいんじゃないかな?」と、石の大きさにも注目しながら作戦会議をしている様子でした☆
小さい石を何個か入れてみたり・・・・・
大きい石を1つだけいれてみたり・・・・・
そして、それぞれの場所に置き、次の日、、、
前日の強風で「バケツ転がってなかった?」「私の氷できてるかな・・・?」「氷は無事?!」と、不安と心配な気持ちで恐る恐るバケツやカップの中をのぞいてみると、、、、
「やった!!!!」「氷ができた!!!」「実験成功だ♫」と、氷を自分で作れた喜びや、友達とたくさん意見を出し合い、成功した達成感を感じている瞬間を見ることができました♫
「これはプリン氷だよ~ほんとは食べたい・・・!透明でつるっつるだよ~」と、目で見るだけではなく、実際に触りながら氷の感触も楽しんでいました♫
「手袋の上から触っても冷たいよ☆」「手袋にくっつくのは何でだ?」「冷たすぎるから?」氷の冷たさにも気付いている様子☆
「実験大成功のピース☆」
男の子からのアドバイスを聞いて、水の中に大きな石を入れてみたら、、、「あれ?!凍ったけど、くっついてるじゃん♫」「氷って石にくっつくんだ♫」そんな発見もありました☆彡
別々で作った氷を組み合わせた氷も♫
「氷、落としたら割れちゃうから気を付けてよ・・!!」「せっかく作った氷だから壊さないでね~」と、自分で作った氷を大切に扱う様子も見られました。
今回、雪遊びを通して雪や氷に触れる楽しさを感じられましたが、それで終わりではなく今度は“自分で氷を作ってみたい”という気持の芽生えから、氷の実験がスタートしました。氷作りを通して、自然物の氷に目を向けながら、氷の特性や感触を友達と共有、共感しながら、新たな気付きや発見が出来たのではないかと思います♪
ゆり組の氷作りにばら組の子どもたちも「やってみたい!」となり、2クラスでバケツやカップの他に、紙コップで現在も実験中です♪